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空耳ツジ

友人が目の下にすごいクマを作っていた上に、課題発表もボロボロだった。どうしたのかと聞くと、どうやら偶然耳にした

「ドビュッシー」

という単語が突然なにか卑猥なものに思えてきて、それ以来無性に悶々として課題にまったく集中できず、おまけに寝るに寝られなかったらしい。

決してお金の為には作曲しなかったという誇り高き作曲家。なんでこんなことに。

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ツジの心配事

ツジは現在、とある大学院にて研究に従事している。

研究室にて教授に日ごろの成果を徹底的にダメだしされ、頭を垂れて帰る途中。
先程の威厳の塊のような教授が、笑顔を浮かべながら小さな野良犬と戯れていた。
優しいところもあるんだな、と思った矢先、教授の言葉が胸を衝いた。

「ほぉ~らワンワン、おいちいチーズでちゅよ~」

何が、とは言わないが、色々と心配になった。

スターティング・ウィズ・ツジ

帰宅途中、電車に乗っていると扉の横にこんな感じの注意書きがしてあった。

「↓下にある非常レバーを引くと、電車が急停止します。
 電車が地下線内にある場合は引かないでください。」

矢印の先にはレバーなどなく、ただどことなくブライアン・セッツァーに似たサラリーマンが、疲れた顔をして立ちながら眠っているだけだった。


「おっさんやないか」   


彼の何かを引っ張れば電車が止まるのか、そう思うとワクワクした。